FC2ブログ
ホーム>2014年08月 TotalPages3 prev next

「学び」その③ 「自然エネルギー活用で進む!仕事づくりと地域づくり」 早稲田大学環境総合研究センター 上級研究員 岡田久典氏のお話を聞いて

2014.08.07 Thu

先月、同友会の第16回元気戦略セミナー同友会大学オープン講座として、最近話題の「エネルギーシフト」についてのお話を聞いてきました。
再生可能エネルギーのビジネスというと、大企業のメガソーラーなどをイメージしますが、今回のお話は、中小企業が地域密着でやっている先進事例の紹介でした。
エネルギーの地産地消や、地場産業とミックスさせ、新たな産業を興している企業や、地域防災拠点を整備する上での自然エネルギーの活用といった内容です。

お話の中で、注目だったのは、「小水力発電」
以前、東京ビッグサイトで行われた「環境展」で、落差のない田んぼの水路におく水車のような発電機を見てきたのを思い出しました。
水が落ちる力を利用するダムのような水力発電は、事業性は高いですが、環境負荷も高く、工事費も莫大です。
ですが、昔の水車小屋にある水車よりも小さく、細い流れの用水路でも発電可能な「超マイクロ小水力発電機」は、実現可能な価格と大きさです。
「小水力発電」は事業性や採算性よりも、電力の自給自足や、災害時の補助電源として活用されています。
その話を聞いた時に、障害者施設を開設したときの「福祉避難所」という言葉を思い出しました。
地域の避難所に避難できない障害者や高齢者を、福祉施設が受け入れを行うものです。
そのとき、電気はどうするかと考え、近くに花見川が流れているので、その流れを利用して24時間発電ができる「小水力発電」はどうなのかと考え、展示会を見に行ったというのがきっかけでした。
実際に発電するには、水利権の問題とか、蓄電池のこととかいろいろな問題は出てくるかと思いますが、防災拠点として活用していたり、障害者がメンテナンスの仕事をしている福祉×エネルギーの福祉事業所もあるということでした。
また、蓄電には電気自動車がいいということも教えてもらい、「動く蓄電池」としての電気自動車の活用が、非常時にもとても役に立つことがわかりました。

もう一つ注目は、そういった福祉×エネルギー、地域×エネルギーをやっている企業は、「企業組合」が多いということ。
市民ファンドなど市民が主体の事業は、金融機関の協力があまり得られないというデメリットもあり、地元の企業が協同でグループを組む「企業組合」の方が、地元の金融機関からの融資も受けやすいということでした。

kumita