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ユニバーサル就労の取り組み

2014.05.02 Fri

4月20日に千葉大学で行われた「2014協同集会in千葉」第6分科会「深刻化する社会的困難にどう立ち向かうのか~社会的包摂をめざした働き方~」において、明日の種と㈱共進での取り組みを報告してきました。

最初に、社会福祉法人生活クラブの池田理事長の基調講演では、国の新しい施策である「生活困窮者自立支援法」の概略と、先進的な取り組みを行っている「ユニバーサル就労」についての説明がありました。

「ユニバーサル就労」とは、障害者手帳の有無の関わらず、様々な理由ではたらきづらい状態にある人たちを迎え入れ、ともにはたらくことをめざす「多様なはたらき方」をさします。

基調講演の後、フードバンクちばの菊池さんをコーディネーターに、若者の就労支援を行っている若者サポートステーションの方々と一緒に、私たちの事例を報告しました。

明日の種では、施設開設前から、「ユニバーサル就労ネットワークちば」に入り、障がい者だけではない、様々なハンディキャップを持っている人たちの支援ができないか活動を始めました。

●㈱共進は、生活保護受給者の就労支援をしている「サポートセンターオアシス」の協力企業になり、就労体験を受けたい当事者の受け入れを行ってきました。
たくさんの体験者の中から、2人の雇用につながりました。
そのうちの一人は、就職後、生活保護受給者の寮から出て、一人暮らしを始めました。
もう一人は、サポートセンターの支援開始時18歳。
3ヶ月の体験終了後、欠勤もなく、とてもまじめに取り組んでいたので、パートで採用しました。
今年彼は20歳になり、会社で補助を出し、運転免許取得後、運転手として正社員になる予定です。

●「明日の種」は、うつ病で休職中の社会人のボランティアの場所に。
2013年8月~1ヶ月間、29歳男性会社員の畑ボランティアの受け入れ⇒9月 職場復帰
9月~1ヶ月間 33歳男性精神疾患で失業中 
⇒畑、庭造りのボランティア後、造園業で就職活動再開
10月~3ヶ月間 46歳男性会社員の施設作業ボランティアの受け入れ⇒2014年2月 ハローワークの復職プログラム受講後、職場復帰

●「ユニバーサル就労ネットワークちば」の交流会で名刺交換した、千葉刑務所の就労支援ワーカーの方たちとの交流
2013年9月 就労支援ワーカーさんの施設、畑見学
10月 刑務所の運動会参観 
11月 花見川区の保護監察官の施設・畑見学
12月 刑務所内作業見学  

「生活困窮者自立支援法」は来年4月施行になる予定です。
「中間的就労」「ユニバーサル就労」がますます重要になってくると思います。

kumita