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「ブルーエコノミー」~100個のイノベーションで10年間で1億人の雇用を作る~

2012.09.11 Tue

今、グンター・パウリ著 黒川清 監訳 『ブルーエコノミーに変えよう』2012 を読んでいます。

21世紀型経済モデル「ブルーエコノミー」とは?
20世紀は「グリーンエコノミー」か「レッドエコノミー」の二者択一の経済モデル

「グリーンエコノミー」とは?
私たちの地球や自然環境を後の世代に残していくためにも、天然の作物、自然エネルギー、生分解性のせっけんを選びたい。ところが、安心できるものに限って、値段が高い。健康に悪い、環境を損なうものは安価なのに、健康によい、環境を保護するものは高価というのが相場です。
対象は、裕福な少数の人々。これが「グリーンエコノミー」
そんな余裕はないという人が一般の大多数でしょう。
「グリーンエコノミー」は、人々の役にも立ち、自然にも良いはずなのに、実は違うという例もあります。
天然素材のせっけんはヤシ油を原料にしたものが多いですが、大量生産しだすと、熱帯雨林を破壊します。
自然エネルギーは、助成金頼りが数十年続き、それを賄うのは税金です。
バイオ燃料をいっせいに作り出すと、トウモロコシの価格が急騰します。
オーガニックフードが世界中に出荷されるときも多くの化石燃料を使っているなど、グリーンエコノミーには思わぬ落とし穴もあります。

「レッドエコノミー」は今までの経済モデルそのもの。大量生産、大量消費、大量廃棄、より安いものを求めて、価格競争を繰り返し、最終的にはモノがあふれたり、ごみが増えたり、人々の雇用も脅かすようになります。

この二つの経済モデルをふまえて、「ブルーエコノミー」とは?
例えば、コーヒー一杯。
私たちが実際に消費するのは、栽培された全体のわずか0.2%にすぎません。残りはどうするか。廃棄してしまうか。
ブルーエコノミーなら、それをきのこ栽培に利用します。残留物は、飼料として家畜に与えます。家畜が出す糞は肥料となったり、その肥料からバクテリアによってバイオガスを発生させて発電したり、コーヒーの残渣から、食料、エネルギー、その生産のための雇用が生み出せます。
小さなパイを奪い合うのではなく、パイを大きくすることができるのです。
今あるものを使って、捨てているものを資源に変えることができるのです。

「ブルーエコノミー」の「ブルー」は地球の青、海の青、持続可能な生態系のシステムを表しています。
目指すところは、誰もが持っているのに、今までそれに気付かずにいたものを見つけること。
貧困や廃棄物を作り続ける経済なんて、誰のためにもなりません。

これからの時代のキーワードは、「持続可能性」
廃棄物の処理をしている弊社のような事業は、社会の持続可能性を保ち続けるために必要な事業。
価格競争でもなく、エコでもなく、「持続可能」サスティナブルな経済。

今後注目の経済モデルかもしれません。
ブルーエコノミーのWEBサイト

kumita
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