FC2ブログ
ホーム>2011年10月05日 TotalPages1

市原ニューエナジー 施設見学

2011.10.05 Wed

先日、市原市万田野にある"市原ニューエナジー"へ施設見学に行ってまいりました。

市原ニューエナジー 許可表


こちらの施設では廃棄物を焼却処理することにより、発電及び熱供給を行っているのです。
廃棄物の焼却熱を廃熱ボイラで熱回収して蒸気を発生させ、蒸気タービン発電機により、1950㎾の高効率発電を行い、場内消費電力500㎾を除いた1450㎾を外部に売却しているということでした。
また更なる余熱利用として、タービン排気から熱を回収して温水を作り、隣接する温室へ供給しているそうです。


それでは、施設のご紹介をさせていただきたいと思います。

廃棄物ピット

まずはこちら、廃棄物ピットです。
こちらに廃棄物が運びこまれ、およそ2200㎥の貯留容量があるそうです。

焼却炉

運び込まれた廃棄物は焼却炉で燃やされます。
写真ではよくわからないと思いますが、
こちらの焼却炉は特殊階段式ストーカ炉になっていて、ゴミを押し出しながら空気を供給し、
効率よく完全燃焼させているそうです。

ガス冷却室&サイロ

焼却炉で発生したガスは、廃熱ボイラを通過し、
写真の左奥の方にあるガス冷却室で摂氏170度まで急速冷却されます。

バグフィルター

冷却されたガスは上記の写真にありますバグフィルタを通ります。
こちらのバグフィルタ内には、筒状のろ布が多数吊り下げられており、
このフィルタを通ることにより、クリーンな排ガスになります。

煙突

そして、こちらの高さ約40Mある煙突から
クリーンな排ガスが排出されていきます。






蒸気タービン発電機室


温室 ミョウガ


廃熱ボイラ内で発生した蒸気は、蒸気タービン発電機で電力を発電しています。
ここで発電された電力は所内利用し、余剰電力は売却しているそうです。

また発電後の蒸気タービン排気からの熱交換により、
温水発生器を動かし温水を作り、隣接している温室で利用し
写真のようにミョウガを水耕栽培されているそうです。
大きくなると、温室の天井付近まで育つみたいです。




今回、施設を見学させていただいて、
貴重な経験ができたと思います。
廃棄物がどのように処理されているのか
どのように電力が発電されているのかなど
知ることができてよかったです。

市原ニューエナジーさんでは、
地域社会との共生というコンセプトのもと
熱供給により作られた温水を利用し、
野菜を生産することにより、地元産業の振興に貢献するとともに、
軽作業の働き手として、地域の方を雇用しているそうです。
廃棄物処分だけではなく、地域の方の雇用場所を設けるという部分が
従来の廃棄物処理場とは、少し違うのかなと思いました。


また機会があれば、ぜひお伺いたいなと思います。


スポンサーサイト